カニさんの入学式

しつけは小学校入学前までが勝負

      

ついにだいちゃんも小学校へ入学。
本当に大丈夫かなぁ、というわたしの心配むなしく、小学校はとっても楽しいところだというのが感じられました。
だいちゃんが幼稚園の間に変わったこと。
それは、お兄ちゃんになったこと。

2人目不妊にはならなかったのですが、やはり妊娠しにくい体質だったようで、予定より遅くなってしまいましたが、妹を授かることが出来ました。

女の子って、また違うかわいらしさがあります。
だいちゃんも妹が出来てから、すっかり宇宙人らしさが抜け、見事に妹思いのお兄ちゃんに変身してしまいました。
だいちゃんの病気続きのあと、しばらくして妹を妊娠したので、結局、パートも辞めてしまいました。
仕事をするとお金の余裕が出ますが、仕事をやめると生活時間に余裕がでるので、どちらが良いかはわかりませんね。

妹を母に預け、ひさしぶりにだいちゃんと2人でお出かけ。
手をつないで小学校へ向かう。
・・・つもりが、だいちゃんはお隣りのしょうちゃんと手をつないで、わたしたちの前をうれしそうに歩いています。
ちょっぴり、寂しいおかあさん。
でも、どこかうれしい。

小学校って、幼稚園とちがって、いろんな子がいるんだなぁ、というのが第一印象。
女の子って、しっかりしてる。
だいちゃんは、この中で、自分のペースを守って楽しむことが出来るのかな?
母親としては心配なところ。

送り迎えのない小学校は、幼稚園より未知の世界。
いろんな子がいる、の一人。
だいちゃんのクラスにも、いました。
後に、先生も愚痴をこぼしていましたが、
“小学校はしつけをしてもらうところ”
と、考えている親も、最近では少なくはないのだとか。

違うんですよね。
先生曰く、しつけは小学校までの間が勝負らしいのです。
小学校までしつけをされなかった子は、もうすでに大人の言うことをきかない子になってしまっているのだとか。
そして、周囲の子から浮いた存在となってしまい、そのことからますます行動の悪化が目立つ子もいるのだとか。

勉強になります。
先生のお言葉。
なかなか自分の母親とは、こんな真剣な話し、したりしませんから。
人生の先輩です。

ちなみに、大人のいう“いい子”とは、
“大人にとっていい子”を表す
ことが多いそうで、
先生の考えるいい子とは違う、とぼやいてもおられました。

なんか、メモをとりたくなるような言葉でした。
先生の言う、子どもらしい素直な子。
わたしも素敵だと思います。

だいちゃんが、これからどんなお友達に恵まれ、どんな先生に何を教わるのか、予想なんてできませんが、今の一瞬一瞬を大切にして、見守っていけたらいいな、と思います。